2008年 09月 16日
postman |
いかにもな ” 音 ” を響かせながら
いつもお店にやってくる
赤いバイクにまたがって。
その人の手の中には
白と茶色の束
その中から数枚を取り出し
たったひとこと・・・
” 郵便です ”
見ればわかるって。
休みの日
お店にひょっこり現れた ” postman. ”
彼がお店に来てくれるようになってから
どれくらい過ぎたでしょう?
大人になると
いろんな見えないものが
まとわりついて
素直に言えないことがある。
子供の時
公園で野球してたら
人数が足りなくて
その辺にいた子に入ってもらって
時間なんか忘れて
暗くなるまで一緒に遊んで
いつのまにか当たり前のように
遊ぶようになってみたいな・・・
そういう感覚。
あの時は言葉なんかいらなかったはず。
いろんな意味で
” あの頃へかえろう ”
僕の父親も ” postman. ” だった。
だから小さい時から
気がつけば赤いカブ号が身近なところにあった。
よく郵便局にも遊びに行ったのを覚えてる。
誰かが自分宛てに出してくれた手紙。
それは突然やってくる。
そう、いかにもな ” 音 ” を響かせながらやってくる
postman
の手によって・・・
最近、手紙を読んで涙したことがある。
離れて暮らす ” 姉ちゃん ” からの手紙。
” 姉ちゃん! きばいやんせ ”
そして ” ありがとね ”
by teboyanaoniwa
| 2008-09-16 04:11
| bis